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経営学と情報管理の融合

本研究科は経営学コースと情報管理コースから成り立っています。現在の企業経営では情報技術は欠かせませんし、情報関係だけ勉強しても、現実の企業でどのように活用されていくのかわからないようでは意味をなしません。
このような観点から大学院経営学研究科は経営学と情報管理を二本の柱として考えております。コースとは銘打っていますが、どちらのコースを選択しても、授業の履修には制限はありません。必要な情報をそれにふさわしい教員から得ることができ、かつともに研究することができる、それが本研究科の最大の特色と言えましょう。

段階を追った研究進捗状況の把握

本研究科では修士課程?博士後期課程とも中間研究発表会での発表を義務付け、多くの教員?大学院生の前で自らの研究内容を報告させています。これにより授業を履修していない他分野の教員からのアドバイスを受けることもでき、よりよい学位論文の作成につながるのです。

複数の教員によるチーム指導の試み

従来の大学院は一人の指導教員のもとに大学院生がつき、指導教員がマンツーマンで研究指導をするといういわば「徒弟制度」のようなスタイルが一般的でした。しかしながらこの方法では幅広い視野の育成、多様な方法論の習得といった点からすると問題もあります。
そこで本研究科修士課程では各大学院生のテーマに沿った教員達の授業を履修するだけでなく、将来の副査となるべき教員が個別に研究指導を行っています。最終的には指導教員が責任を負いますが、複数の教員の指導をうけることは修士論文のレベルアップに役立つことでしょう。

実務に通暁した教員構成

経営学における研究は現実に適用できるものであることが求められます。その点本研究科では実務を経験した教員が多く在籍しており、実務的観点からの研究指導も行われています。
経営学部は「理論と実践の融合」をスローガンにしていますが、経営学研究科も同様に「理論と実践」を意識した研究指導を実施しています。



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経営学専攻(修士課程?博士後期課程)
(生田キャンパス)
 経営学研究科の特徴は、大きく2つあります。一つは経営学コースと情報管理コースが併設されていることです。もう一つは、集団指導体制を敷いていることです。現在、企業はグローバル化し、ICTにとどまらず、AIなどを用いた最新のデータサイエンスも利用するようになり、活動分野は以前にもまして幅広くなっています。このような企業の変化をみてもわかるように、企業経営には複雑かつ幅広い知識が必要となってきています。
 経営学研究科の一つ目の特徴である経営学コースと情報管理コースが併設されていることにより、AIなどを用いたデータサイエンスの知識と企業経営の知識をあわせて学修できる環境が整っています。今や企業経営とデータサイエンスは切っても切れない関係にあり、一見異なっているように思われる2つの内容を融合して、新たなスキルアップを目指せるようになっています。
また経営学研究科の二つ目の特徴である集団指導体制により、一つの専門分野からの視点だけではなく、複眼的な指導が行われています。企業経営が複雑化しているなか、複数の専門分野からの指導は必要不可欠です。経営学のみならず、経済学、会計学、マーケティング、そして情報の専門家が集まり、様々な視点からの指導をうけることができます。このような環境で学修できることも本研究科の魅力の一つです。
 入学方法も多様です。学部を卒業し進学する一般的な方法に加え、早くから大学院を考えている本学の学部学生に対して、1年で修士課程修了が可能となる特修プログラムがあります。さらに、社会の要請に応えるべく、修士課程と博士後期課程の両方で社会人入試を実施しています。ここ数年、企業で相応の経験を有した後期博士課程への進学者が増えています。また、進学後に日本語の不安を抱える留学生に対しては、入学後の日本語をカバーする日本語論文対策講座や論文の日本語をチェックしてもらう仕組みも整えています。
 本研究科の卒業生は幅広い分野で活躍しています。大学教員として活躍している人もいれば、社会に出て企業でグローバルに活躍している人もいます。また公認会計士や税理士などのスペシャリストとして活躍している人もいます。幅広い分野で活躍している修了生がいることも、本研究科の特徴です。
 本研究科での学びを通じて、将来、社会で活躍していきたいと思う志願者の応募を期待しています。
大柳先生経営学研究科長 大柳 康司
(経営学研究科/経営学部教授)

教育研究上の目的と3つのポリシー

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教育研究上の目的
経営学研究科は、経営学及び情報管理の分野において、創造性豊かな研究能力を有する研究者等、確かな教育能力を兼ね備える大学教員並びにこれらの分野に関する卓越した専門知識及び能力を有する高度の専門職業人を養成することを目的とする。
卒業認定?学位授与の方針(ディプロマ?ポリシー)

経営学専攻

修士課程

経営学コース
 経営学研究科修士課程経営学専攻「経営学コース」は、以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査に合格した者に、修士(経営学)の学位を授与します。
(1)経営学の分野に関する広い視野に立って精深な学識を身につけていること
(2)経営学の分野において、研究者や教員、専門職業人に必要な学識を自ら活用できる能力を身につけていること
(3)経営学の分野における研究テーマを自ら設定し、データや資料にもとづく分析を積み重ね、研究成果を報告できる能力を身につけていること
(4)経営学の分野における問題を発見し、先行研究や実際の事例と向き合って論理的に分析でき、その解決策を導き出し、研究成果を論文としてまとめる能力を身につけていること
情報管理コース
経営学研究科修士課程経営学専攻「情報管理コース」は、以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限在学し、所定の単位を修得し、学位請求論文を提出して、その審査に合格した者に、