専修人の本_2014年度

決めて断つ
決めて断つ
発売日 2015.03.21
著 者 黒田博樹?著(平9商)
発 行 ワニ文庫
価 格 本体888円+税
広島東洋カープ復帰で日米の球界を驚かせた黒田博樹さん(平9商)の著書『決めて断つ』が、新たに文庫本として3月に発売された。黒田さんの哲学がつまった一書。
同書は、ドジャースからFAとなった2011年に、一度は広島復帰を決断しながらも最終的にはヤンキースを選んだ経緯などを書き、12年に発売された。
文庫化にあたり、最ファンが知りたい広島東洋カープ復帰決断の心情をはじめ、元チームメートの証言など約50ページにわたって大幅に加筆した。
専大時代の様子も存分に描いている。上宮高(大阪市)で控え投手だったが、大志を抱いて専大の門をくぐりエースピッチャーとして開花、神宮で大学生のなかで初めて150kgをマーク。ここでの努力や経験が黒田さんの原点だ。
図解&事例で学ぶイノベーションの教科書
図解&事例で学ぶイノベーションの教科書
発売日 2015.03.21
著 者 池本正純?監修 【経営学部教授】
発 行 マイナビ
価 格 本体1480円+税
現代はイノベーションの時代。ビジネスの世界のさまざまな局面でイノベーションの必要性が叫ばれている。しかし、イノベーションについて学ぶ最適の入門書は今まであまりなかった。本書はその穴を埋めてくれる待望のものだ。
「イノベーション」という言葉が使われるようになった経緯や歴史的背景、現在に至るまでどのような意味を込めて語られてきたのかが分かりやすく解説されている。しかも、さまざまなイノベーションの事例がふんだんに紹介され、効果的な図解により理論的視点からの整理も行われている。経営学を学んでいる学生にとっても、ビジネスの現場で具体的にイノベーションを担おうとしている方たちにとっても、うってつけの入門書だ。著者=カデナクリエイト監修者(いけもと?まさずみ)=経営学部教授。主な担当は企業家論。
江戸東京 四季の花を撮ろう
江戸東京 四季の花を撮ろう
発売日 2015.03.19
著 者 萩野矢慶記?著(昭36商経)
発 行 日本カメラ社
価 格 本体1850円+税
「旅」をテーマに世界各地の景色を撮り続けているフォトグラファーの萩野矢慶記さん(昭36商経)が、東京に咲く花にスポットを当て、「花の都江戸東京」の魅力を伝える一冊を刊行した(A4変判、オールカラー、131ページ)。
都内を隅々まで歩いて撮影した画像から、雄大に咲き乱れる名所を選別。千鳥ヶ淵のサクラ(春)からはじまり、高幡不動尊のアジサイ(夏)、旧芝離宮恩賜公園のヒガンバナ(秋)、上野恩賜公園のフユボタン(冬)など、45種類の花を掲載している。撮影意図や使用したレンズ、シャッタースピードといったデータだけでなく、撮影場所の歴史や由来などの解説も書かれており、観光や散策にも活用できる。
巻頭の「江戸東京花の撮り方」では、プロの視点か�